バリデーションとは?
認知症の方の感情や行動を否定せず、その方の世界観を尊重しながら関わるコミュニケーション法です。アメリカのソーシャルワーカー、ナオミ・ファイル氏が開発しました。
基本的な考え方
バリデーションでは、以下の考え方を大切にします。
- 認知症の方の行動には意味や理由がある
- 事実の正誤より、感情に寄り添うことが大切
- 否定や訂正は不安を強める
- 過去に戻ることで心の安定を得ていることがある
具体的なテクニック
バリデーションには以下のような技法があります。
- リフレージング——相手の言葉を繰り返す
- オープンクエスチョン——「いつ」「どこで」など開かれた質問
- アイコンタクト・タッチ——目を合わせる、手に触れる
- はっきりした声で話す——低めのトーンで穏やかに
よくある質問
嘘をついてもよいのですか?
バリデーションでは嘘をつくことは推奨しませんが、事実を突きつけて否定もしません。相手の感情を受け止めながら、あいまいな表現で対応することもあります。


