見当識障害とは?
今がいつか(時間)、ここがどこか(場所)、目の前にいるのが誰か(人)がわからなくなる症状です。認知症の中核症状の一つで、「見当識」とは自分が置かれている状況を把握する能力を指します。
症状の進行
一般的に、以下の順序で障害が進むとされています。
- 時間の見当識——今日の日付、曜日、季節がわからなくなる
- 場所の見当識——今いる場所、自宅への道順がわからなくなる
- 人の見当識——家族や知人の顔、関係性がわからなくなる
気づきのサイン
「今日は何日?」と何度も聞く、「家に帰る」と外出しようとする(自宅にいるのに)、家族を別の人と間違えるなどの行動が見られます。
よくある質問
間違いを訂正した方がよいですか?
何度も訂正すると本人の混乱や不安が強まることがあります。否定せず、安心できる対応を心がけましょう。
どう対応すればよいですか?
カレンダーや時計を見やすい場所に置く、写真に名前を添えるなど、さりげない手がかりを環境に用意することが助けになります。
関連用語
- 中核症状——認知症の基本的な症状
- 認知症——認知機能の低下により日常生活に支障が出ている状態
- アルツハイマー型認知症——最も多い認知症のタイプ


